講師紹介
オルガ・スミルノワ Olga Smirnova
ボリショイ・バレエ プリンシパル
ロシア・サンクトペテルブルク生まれ。ワガノワ・バレエ・アカデミーでバレエを学び、名教師リュドミラ・コワリョーワに師事。常に優秀な成績を収め、同アカデミーの海外公演(日本、英国、イタリア、リトアニア、ハンガリー、ギリシャ、ポルトガル)ではコンスタントにメンバーに選ばれ参加した。
2011年、同アカデミーを首席で卒業し、同年モスクワのボリショイ・バレエにソリストとして入団。同団においては伝説的な踊り手であったマリーナ・コンドラチェワの指導を受けた(2018年まで)。現在はマリア・アラシュがスミルノワのメイン・コーチを務めている。
モナコ公国モンテカルロ・バレエ(2015、2016、2017)、アメリカン・バレエ・シアター(2014)、マリインスキー・バレエ(2014、2017)、ウィーン国立バレエ(2017、2018)、ハンブルク・バレエ(2018)等、海外の名だたるバレエ団への客演も多数。またアメリカ、英国、日本、韓国、中国、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、シンガポール、バーレーン、ノルウェーなど各国にも招かれ、まさに世界中の舞台で踊っている。
セミョーン・チュージン Semyon Chudin
ボリショイ・バレエ プリンシパル
ロシア、アルタイ地方のバルナウル生まれ。ノヴォシビルスク・バレエ学校でアレクサンドル・シェレモフに学び、2003年に韓国のユニバーサル・バレエに入団。2007年、スイスのチューリッヒ・バレエにプリンシパル・ダンサーとして移籍。2008~2011年にはスタニスラフスキー・ネミローヴィチ=ダンチェンコ記念モスクワ音楽劇場バレエのプリンシパル・ダンサーとして活躍。2011年9月よりボリショイ・バレエのプリンシパルを務める。同団ではユーリー・ヴェトロフに師事。
主なレパートリーは『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』の主役等。2011年に東京バレエ団で『ジゼル』のアルブレヒト役を踊ったほか、2007~2011年にはノヴォシビルスク国立バレエ、2008年にはミハイロフスキー劇場バレエのゲスト・ソリストを務めている。
ソウル国際バレエ・コンクールでは2004年に銅賞、2006年に特別賞を受賞。2011年ブノワ・ド・ラ・ダンス賞。
滝澤志野 Shino Takizawa
ウィーン国立バレエ ピアニスト
大阪府出身。桐朋学園大学短期大学部ピアノ専攻卒業、同学部専攻科修了。在学時よりオペラ及びバレエ伴奏に携わり、舞台芸術のコレペティトール(*)を志す。2004年より新国立劇場バレエ団のピアニストに。2011年よりウィーン国立バレエ専属ピアニストに就任。即興演奏を得意とし、バレエ・ピアニストとして専門性を深めながら、同歌劇場バレエ公演およびガラ公演において、J.S.バッハ≪ピアノ協奏曲1番≫、チャイコフスキー≪ピアノ協奏曲3番≫、モーツァルト≪ピアノ協奏曲23番≫、グリーグ≪ピアノ協奏曲イ短調≫をウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーン・フィル)と共演する等、ソリストとしても活躍。
レッスンCD「Dramatic Music for Ballet Class」Vol.1、2をリリース(共に新書館)。国内のバレエショップを中心にベストセラーとなっている。
*コレペティトール:歌劇場などでオペラ歌手やバレエ・ダンサーに音楽稽古をつけるピアニスト
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